23日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では150.55円と15時時点(150.60円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。緩やかに円安が進んだ流れに沿って150.65円まで本日高値を伸ばしたが、昨日高値の150.69円を前に伸び悩むなど勢いはなかった。
ユーロ円は底堅い。17時時点では163.04円と15時時点(162.99円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。一時163.09円まで上値を伸ばした後も高値圏を維持している。なお、豪ドル円は99.06円、NZドル円は93.45円、カナダドル円は111.76円まで上げ幅を広げるなど資源国通貨のクロス円が堅調に推移している。
ユーロドルは17時時点では1.0829ドルと15時時点(1.0823ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢が参入し始めても総じて1.08ドル台前半で動きが見られない。18時発表の2月独Ifo企業景況感指数を見極めたいとの見方もあるようだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.38円 - 150.65円
ユーロドル:1.0815ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:162.79円 - 163.09円
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