15日午後の東京外国為替市場でポンドは上値の重い動き。10-12月英GDP速報値が前期比-0.3%と予想以上に鈍化し、前年比でもプラス予想に反して-0.2%となり、ポンドは売りで反応。ポンドドルは1.2542ドル、ポンド円は188.34円まで下押した。ただ、12月英GDPや12月英鉱工業生産などは予想比上振れし、英経済指標は総じてまちまちな内容となったこともあり、値動きは限られた。
ドル円は下げ渋る。17時時点では150.20円と15時時点(150.18円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。東京タイムから調整の売りに押されたドル円は150.06円まで安値を更新した。150円大台割れは回避したが、戻りは150.20円近辺にとどめ上値の重い動き。
ユーロ円は小動き。17時時点では161.21円と15時時点(161.13円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。東京タイムにつけた161.02円を安値に下げ渋るも、ドル円同様に戻りが鈍く161円前半での小動きにとどまっている。
ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0733ドルと15時時点(1.0729ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0741ドルまで上値を伸ばしたが、手がかりが乏しいこともあり、本日これまでのレンジはわずか16Pips程度と方向感は出ていない。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.06円 - 150.58円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:161.02円 - 161.59円
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