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複雑な金融取引商品である差金取引 (CFD) には、レバレッジ機能により急速な損失が発生する高いリスクがあります。 ほとんどの個人投資家口座は、差額契約で資金損失を記録しました。 差額契約の運用ルールを十分に理解しているか、資金損失の高いリスクに耐えられるかどうかを検討する必要があります。    

【今週の注目材料】前回の反動でマイナス圏か=米小売売上高

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2024-02

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2024-02-11
市場予測
【今週の注目材料】前回の反動でマイナス圏か=米小売売上高

 15日22時半に1月米小売売上高が発表されます。前回12月は市場予想の+0.4%を上回る+0.6%と好調な売り上げを示し、米個人消費の活況さの認識から、3月の利下げ期待を後退させる材料となりました。

 自動車販売が好調で全体を支えました。もっとも自動車を除くコア前月比でも、オンライン売り上げの好調さなどを背景に+0.4%と市場予想の+0.2%を超える伸びとなっており、消費の力強さが意識されました。

 今回の予想は前月比-0.1%と前回の反動もあってマイナスが見込まれています。前回好調であった自動車販売は、年初からの米政府による電気自動車の購入奨励策の要件変更を前に、1月の購入予定を前倒しして12月に購入する動きが入っていたと見られており、その反動で自動車販売の前月比マイナスが見込まれます。米調査会社は1月の米新車販売が前年同月比-1.5%であったとの見通しを示しています。自動車を除くコアは前月比+0.2%とプラス圏維持見込みです。

 前回が強すぎた面があるだけに、予想前後であれば相場の反応は限定的なものになると期待されます。ただ、ブレが大きい指標だけに要注意。13日の米消費者物価指数が弱めに出て、小売売上高も弱く出ると、ドル売りが一気に進む可能性があります。

MINKABU PRESS 山岡和雅

みんかぶ(FX)

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