9日午後の東京外国為替市場でオセアニア通貨は堅調。NZの利上げ観測が高まるなか、欧州勢参入後もNZ買いが継続し、対円で91.60円、対ドルで0.6135米ドルまで上昇した。また、豪ドルもつれ高となり、対円で97.20円、対ドルで0.6508米ドルまでそれぞれ買われている。
ドル円は下値が堅い。17時時点では149.39円と15時時点(149.39円)とほぼ同水準だった。対オセアニア通貨でドル売りが強まった影響から149.22円と本日安値を付けたが、同時に円安も進行したため下値は限定的だった。
ユーロ円は底堅い。17時時点では161.06円と15時時点(160.91円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。NZドル円などの上昇につれる形で日通し高値となる161.10円まで値を上げた。
ユーロドルは17時時点では1.0780ドルと15時時点(1.0771ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。オセアニア通貨主導でのドル売りを受けて1.0784ドルまで小幅に上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.22円 - 149.49円
ユーロドル:1.0769ドル - 1.0784ドル
ユーロ円:160.83円 - 161.10円
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