【本日の見通し】ドル高の意識継続、材料探る展開
ドル円は148円ちょうど近くでの推移が続いた。ドル高基調を意識も、2日の上昇の勢いが強かったこともあり、高値警戒感も見られ、149円に向けた動きには慎重姿勢が見られる。米早期利下げ期待の後退から、日米金利差を狙った取引継続への思惑もあり、流れはまだドル高と見られるが、直近勢いが見られず、材料を探る展開。
今週この後は目立った材料がないだけに、株や債券市場の動向をにらみながらの展開が見込まれる。
目立った動きがなければ来週火曜日の米消費者物価指数待ちの展開になる可能性がある。
ドル円は147円台半ばから148円台半ばにかけてのレンジを中心とした推移が見込まれる。
ユーロドルは5日、6日と二度1.0723で下値を止められたこともあって、いったん買い戻しが入り、1.0780台を付けた。ただ1.08手前の売りを崩すほどの勢いは見られず。上値の重さを確認しながら、もう一度の下値トライのタイミングをうかがう展開が見込まれる。
ドル主導がもう少し続きそうで、ユーロ円は不安定な動き。159円台を中心とした推移が続きそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
みんかぶ(FX)