25日の欧州外国為替市場でユーロドルは小高い。20時時点では1.0893ドルと17時時点(1.0888ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)の金融政策公表を控えて持ち高調整の買いが入ったほか、独長期金利の上昇も相場の支えとなり、一時1.0900ドルまで本日高値を更新。1月独Ifo企業景況感指数は市場予想より弱い結果となったが、相場への影響は限られた。
ドル円は小安い。20時時点では147.59円と17時時点(147.67円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下基調などが重しとなり、147円台半ばでのさえない動きとなった。もっとも、この後に10-12月期米国内総生産(GDP)速報値の発表などを控えていることもあり、積極的に下値を探る動きにはなっていない。
ユーロ円は20時時点では160.77円と17時時点(160.78円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。17時30分過ぎに160.97円まで上昇したが、昨日高値の161.08円手前で買いは一服。その後はドル円の下落につれてやや上値が重くなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.42円 - 147.88円
ユーロドル:1.0870ドル - 1.0900ドル
ユーロ円:160.48円 - 160.97円
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