3日の欧州外国為替市場でユーロドルは下落した。20時時点では1.0928ドルと17時時点(1.0960ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の高止まりで上値重く推移していたところに、欧州株が総じてマイナス幅を広げるとユーロ売りが強まった。昨日下げ止められた1.0939ドルを割り込み、1.0924ドルまで下値を広げた。
ユーロ円は上値が重い。20時時点では155.88円と17時時点(156.09円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの流れが引き継がれ、18時過ぎには156.26円まで上昇した。ただ昨日高値156.34円には届かず失速。その後は欧州株安を眺めながら156円を再び割り込み、ユーロドルの下押しにもつれて155.80円前後まで売り押された。
ドル円は底堅い。20時時点では142.65円と17時時点(142.42円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米金利上昇を受けたドル買いが継続され、19時半前には142.80円まで本日レンジの上限を広げた。先月27日高値142.85円が目先の抵抗水準として意識されたか、一巡後は水準を切り下げるも142.60円付近までと限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.86円 - 142.80円
ユーロドル:1.0924ドル - 1.0965ドル
ユーロ円:155.26円 - 156.26円
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