12日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では145.44円と15時時点(145.36円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。東京午前からの地合いの弱さが継続され、16時過ぎには145.23円まで日通し安値を更新した。もっとも、本日145.11円に位置する日足一目均衡表・転換線が支持水準として意識されたか、一巡後に買い戻しが強まると17時過ぎには145.50円台まで下値を切り上げた。
ユーロ円は強含み。17時時点では156.75円と15時時点(156.54円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。15時前につけた156.50円を下値に買い戻しが優勢となった。ドル円の反発や底堅いユーロドルにつれた動きとなり、156.80円台まで持ち直した。
ユーロドルはじり高。17時時点では1.0777ドルと15時時点(1.0769ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下基調を眺めながら、ユーロ買いドル売りに傾いた。昨日高値1.0779ドルを超えて1.0783ドルまで上値を伸ばした。
なお、時間外の米10年債利回りは4.18%台後半まで低下幅を広げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.23円 - 146.18円
ユーロドル:1.0760ドル - 1.0783ドル
ユーロ円:156.50円 - 157.34円
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