11日の東京外国為替市場でドル円は堅調。8時時点では145.01円とニューヨーク市場の終値(144.95円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。先週末NY午後には超えることができなかった145円台を回復し一時145.08円まで上昇し、堅調な動き。
ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0761ドルとニューヨーク市場の終値(1.0763ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。土曜日の9日に発表された中国の11月消費者物価指数(CPI)・生産者物価指数(PPI)がともに予想以上に鈍化したことを嫌気し、豪ドルが下落して始まったことで、ユーロドルも連れて1.0752ドルまで弱含んだ。しかしながら、豪ドルの下げも一時的なものだったこともあり、ユーロドルも下げ渋りもみ合いになっている。
なお、豪ドル/ドルは0.6562ドルまで下落後、0.6580ドル台まで戻している。
ユーロ円は方向感がない。8時時点では156.01円とニューヨーク市場の終値(156.05円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。早朝に155.68円まで弱含んだが、ドル円が145円台を回復すると156.10円まで買い戻された。年末を控え流動性が悪く、方向感なく上下に簡単に動く相場展開が続いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.78円 - 145.08円
ユーロドル:1.0752ドル - 1.0767ドル
ユーロ円:155.68円 - 156.10円
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