8日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。8時時点では144.18円とニューヨーク市場の終値(144.13円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。8時半から10月毎月勤労統計、8時50分から7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値などが発表されることもあり、本邦経済指標の結果が昨日の植田日銀総裁の発言を後押しするのかを確かめるまでは動きにくい。昨日は1日を通して5円60銭超のレンジを作ったことで、プライスがワイドになり神経質な動きとなっている。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.0792ドルとニューヨーク市場の終値(1.0794ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。円の動きが中心となっていることで、ユーロドルの値動きは限られ小動き。
ユーロ円はもみ合い。8時時点では155.62円とニューヨーク市場の終値(155.58円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に東京勢の本格参入待ちの状態でもみ合い。本邦債券市場や株式市場の動きを見極めるまで動きにくいか。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.00円 - 144.27円
ユーロドル:1.0792ドル - 1.0798ドル
ユーロ円:155.53円 - 155.75円
トレーダーズ・ウェブ