1バレル=109.33(+3.31 +3.12%)
ニューヨーク原油の期近は反発。時間外取引では売り優勢となる場面があったが、105ドル水準では押し目買いが喚起された。ロシア・プーチン大統領がウクライナとの協議で「一定の前向きな動きがあった」との発言が圧迫要因ながらも、欧州時間は小高く推移。日中取引では上げ幅を拡大した。物価上昇でインフレ懸念からガソリン、ヒーティングオイルの製品相場も含め、エネルギー市場全体が堅調な値動きに支援された。110ドルを超えた水準で戻り売りに圧迫されながらも悪化するウクライナ情勢に進展がないことや、需給ひっ迫観測も追い風となり、前日の下げ幅を上回る上げ幅を維持し、堅調に引けた。
MINKABU PRESS