また、今回の調査はウクライナ情勢の影響が出る可能性もありそうだ。ロシアによる軍事侵攻および西側諸国のロシアへの経済制裁でエネルギーや資源価格が急騰しており、米消費者がインフレへの警戒感を一層強めてもおかしくはない状況だ。
同指数の中にある1年先の期待インフレ率は、前回は4.9%となっていたが、予想では5.1%までの上昇が見込まれている。予想通りであれば、2008年以来の高さだ。
なお、ミシガン大学消費者信頼感指数は500件のサンプルによるアンケート調査をもとに算出されるが、速報段階では300件の調査をもとに発表される。
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(2月)0:00
予想 61.0 前回 62.8
USD/JPY 116.92 EUR/USD 1.0983 GBP/USD 1.3077
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美