ウクライナとロシアの4回目の停戦協議が14日にオンライン形式で行われる。これまでの停戦協議では、民間人避難のための「人道回廊」の設置の合意はあったが、停戦に向けては進展がなかった。しかし、4回目の停戦協議を前にポドリャク・ウクライナ大統領府長官顧問は、「ロシアは今、より的確に世界の状況を感じ取り、ウクライナ側の立場に理解を示しつつある」と述べていた。今回の協議でロシアの強硬姿勢が弱まるようであれば、停戦の実現期待が強まり、リスク選好の動きで円が売られる可能性がある。
MINKABU PRESS
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