為替相場まとめ8月15日から8月19日の週 - Interstellar Group Japan
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為替相場まとめ8月15日から8月19日の週

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2022-08

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2022-08-20
市場予測
為替相場まとめ8月15日から8月19日の週
 15日からの週は、ドル高が進行した。週央の米FOMC議事録をにらんで神経質な展開がみられたが、議事録公表後にはドル高の動きが鮮明となった。議事録では、多くが必要以上に引き締めるリスクを認識していることが示されたほか、利上げペースが遅くなる可能性を見ていることも明らかとなった。市場は当初、ドル売りに反応したが、一連の米金融当局者の講演などでは積極的な利上げ姿勢には変化は見られなかった。米債利回りの上昇とともに、ドル円は137円付近に上昇。ユーロドルは1.00台、ポンドドルは1.18台へと軟化。豪ドル/ドルは中国経済指標の弱含みもあって一時0.69台割れ水準に下落。米経済指標はセンチメント系に回復の動きがみられる一方、住宅関連指標は引き続く弱含んだ。短期金融市場では次回9月FOMCでの利上げ幅について、50bpが6割、75bpが4割程度を織り込んでいる。前週に発表されたインフレ指標の伸び鈍化の後にしては75bp利上げ観測は根強い状況となっている。来週後半のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演が次の焦点となっている。

(15日)
 東京市場は、静かな週明け相場。ドル円は午前に132.92付近まで軟化したが、午後には133円台前半に下げ渋っている。米10年債利回りが小幅に低下したことがドル売りに、日経平均が300円超と大きく上昇したことがリスク選好の円売りに。ユーロドルは1.0230台から1.0270付近での揉み合いに終始。オセアニア通貨が軟調。午前に発表された中国の小売売上高、鉱工業生産、不動産投資などがいずれも予想を下回ったことが中国景気への警戒感につながった。豪ドル/ドルは0.71台前半での揉み合いを下放れて0.70台後半へと軟化、豪ドル円は95円付近から94円台半ばへと下落した。

 ロンドン市場は、リスク警戒のドル買い・円買いの動き。ドル円が133円台前半から半ばで揉み合う一方で、その他主要通貨に対してはドルが買われ、クロス円が下押しされている。この日発表された一連の中国経済指標が冴えない結果だったことが背景。また、中国が1年物MLFを予想外に引き下げたことで、人民元安・ドル高が進行しドル買い圧力となった面も。序盤は先週の米株高を受けて買い先行となった欧州株だが、米株先物の反落とともに上値重く推移。NY原油先物は92ドル付近から88ドル台割れへと大幅下落。リスク動向に敏感な豪ドルは、対ドルでは0.70台前半、対円では93円台後半へと大きく値を下げた。ドルカナダは一時1.29台乗せ、カナダ円は103円台前半まで下落。ユーロドルは1.02台半ばから1.01台後半まで、ポンドドルは1.21台割れから1.20台半ばまで下落。ユーロ円は136円台半ばから136円台割れ、ポンド円は161円台半ばから160円台後半へと下落する場面があった。欧州・ロンドン時間には目立った新規材料は出ていない。

 NY市場では、ドル円が下に往って来いの展開だった。序盤に132円台半ばまで下落したが、その後は133円台へと戻した。中国経済指標の弱い内容でリスク警戒の円買い圧力がみられたが、安全資産としてのドル需要がドル円の下値をサポートした格好。ユーロドルは1.02台前半から1.01台に下落。21日線を下回る動き。ポンドドルは1.21台割れから1.20台半ばへと下落。21日線を下回った。この日は米欧で特段の新規材料はでていない。先週の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の発表で、米インフレのピーク接近への期待が高まっている。一方、それでもなおFRBはタカ派姿勢を堅持している状況だが、市場は想定よりは早期に利上げサイクルが終了するとの見方も出ている。先週末のミシガン大消費者信頼感指数の改善を受けて米景気後退への懸念が一服する中、今週は米鉱工業生産と小売売上高の発表が予定され、インフレの落ち着きと底堅い個人消費が示されると期待されている。一方、中国や英欧を始め、海外経済は厳しい状況が続いていることから、ドル高がピークに達したかを疑問視する声も。

(16日)
 東京市場で、ドル円は底堅く推移。朝方に再び133円台割れも、下げは一時的にとどまった。その後は133.49近辺まで上昇し、午後は高止まりとなった。ドル円に連動し、ユーロ円は135.65付近、ポンド円は160.88付近、豪ドル円は93.86付近まで強含み。ただ、前日の下げに対して、クロス円の戻りは限定的だった。今週は中国経済指標のさらなる悪化を受けて世界的な景気懸念が強まっており、東京午前はリスク回避の円買いが一時優勢となる場面はあったが、次第に円安に傾いた。インフレ懸念が若干後退しているなかで、主要な米株価指数が戻り歩調を維持しており、悲観的な雰囲気は広がっていない。経済が深く傷つくまで中国政府がゼロコロナ政策を続けないとの楽観的な見方もでていた。

 ロンドン市場は、円売りとドル買いが優勢。前日のNY市場からのドル反発の流れが続いた。ドル円はロンドン序盤に134円台乗せから134.40付近に高値を伸ばしている。クロス円も上昇し、円売りのフローが持ち込まれている。米債利回りの上昇も支援材料。短期金融市場での米9月FOMC利上げ観測では75bpの織り込み度がやや上昇している。また、話題となったのが日銀が7月の都市銀行のマイナス金利適用残高は9030億円、みずほ銀が大半を預け入れとの報道。市場に日銀のマイナス金利の超緩和策を再び印象付けていた。ユーロドルもドル買いが再燃。1.01台後半から1.0125近辺へと安値を広げている。8月独ZEW景況感指数はマイナス55.3と前回から一段と低下した。発表を受けて対ポンドなどでユーロ売りの反応がみられた。ただ、ユーロ円では円売り圧力が優勢で135円台半ばから136円台乗せへと上昇。ポンドドルは1.20台半ばから1.2008近辺まで下押しされたあとは売買が交錯も、上値は重く1.20台前半の安値圏にとどまっている。ポンド円は円売りの動きとともに160円台後半から161.50台まで上昇している。

 NY市場では、ドル売りと円売りが交錯。ドルに戻り売りが広がる中で、ドル円は円安がサポートし、134円台を維持した。米債利回りが上昇、米株式市場でリバウンド相場が続いたことなどがドル円の下支えとなった。ユーロドルは1.01台後半まで一時反発。21日線が1.0210付近にきており、回復できるかが注目される。ただ、ユーロドルへの弱気な見方は多く、再度パリティ(1.00ドル)を試すとの見方は根強い。欧州のエネルギー危機とドル高が重しとなり、ユーロは今後さらに下落する可能性も。ポンドドルは1.21台まで一時上昇。1.2105レベルの21日線の水準を回復している。きょう発表された英雇用統計では平均賃金の伸びが拡大していた。次回9月の英金融政策委員会で0.50%利上げ観測が台頭している。ユーロポンドは0.84台前半でじり安の動きが続いた。

(17日)
 東京市場で、ドル円は上下動。133.43近辺まで買われたあとは、133.91近辺まで弱含んだ。全般的な方向性は希薄だった。積極的な米利上げ観測が根強い反面、米経済の縮小継続や、インフレ率のピークアウトも想定されているため、今月のドル円は調整安が一巡した後のもみ合いを続けている。ユーロ円は136.71近辺まで強含んだ後、136.27近辺まで水準を切り下げた。ただ、下げた後には切り返しており、東京時間帯はほぼ横ばい。豪ドル円は93.79付近まで軟化。4-6月期の豪賃金の伸びが市場予想に届かなかったことが嫌気された。ただ、午後に入って94円台前半へ下げ幅を縮小している。NZ中銀は市場予想通りに0.50%の利上げを決定し、政策金利を3.00%とした。金融政策報告(MPS)で政策金利見通しを引き上げたことが買い手掛かりとなった。ただ、MPSで利上げ打ち止め水準がしめされるなかで、上値追いは限定的だった。
 
 ロンドン市場は、ドル買い・円売りの動き。ロンドン時間に入ると主要国の債券利回りが上昇。序盤は米債利回り上昇とともにドル買いの動きが広がった。ドル円は134円台前半から後半へと上昇。ユーロドルは1.01台後半から半ばへと軟化。英独債利回りの上昇も大きく、ユーロドルは買い戻されて下に往って来いとなっている。第2四半期のユーロ圏GDP改定値は前期比、前年比とも予想外に0.1%ポイントずつの下方改定となったが、ユーロ相場は反応薄。ポンドドルは朝方に発表された7月英消費者物価指数が前年比+10.1%と二桁台の伸びとなった。40年来の記録的な高水準だった。ポンドドルは1.2143近辺まで高値を伸ばしたものの、ドル買い圧力とともにすぐに売り戻された。生産者物価指数などにインフレ鈍化の兆候が見られたことが影響した面も。市場では高インフレが景気鈍化につながる面が警戒されたとの声もあった。クロス円はドル円とともに堅調な足取り。ドル円がロンドン昼過ぎに135円台を付けており、ユーロ円は137円台前半、ポンド円は163円台前半へと水準を上げている。ユーロドルやポンドドルが売買交錯となる一方で、豪ドルやNZドル、カナダドルでは引き続きドル買いの動きが強まっている。米FOMC議事録を控えて、米金融当局の積極利上げ姿勢が再確認されることが見込まれているもよう。

 NY市場では、FOMC議事録後にドル売りの反応が広がった。議事録では、多くが必要以上に引き締めるリスクを認識していることが示されたほか、利上げペースが遅くなる可能性を見ていることも明らかとなった。7月FOMC以降のFOMC委員の発言は、従来通りにタカ派姿勢を堅持していたが、その割に今回の議事録に慎重な表現が含まれていたことは若干の驚きとなっているようだ。ただ、9月FOMCに対する市場の見方に変化はなく、0.50%ポイント利上げの確率が60%、0.75%ポイントは40%となっている。ドル円はFOMC議事録前に135.50付近まで上昇。米債利回り上昇に反応していた。議事録後は134円台後半に反落したが、東京市場よりは高い水準を維持した。ユーロドルは、議事録を受けて一時1.02台に上昇したが、上値は重く1.01台後半に伸び悩んだ。ポンドドルは議事録後の上昇は1.21台に届かず、1.2040付近へと押し戻された。再び21日線を下放れする弱い地合いとなっている。きょうの英消費者物価指数が一段上昇で英中銀の0.50%利上げへの期待が高まっているが、将来の成長を犠牲にするものとの悲観的な見方が優勢だったもよう。

(18日)
 東京市場は、ドル円が上下動。前日の米FOMC議事録を受けて市場では米利上げペースをめぐる思惑が交錯した。議事録では予想ほどタカ派度が強まらなかった、インフレ率のピークアウト期待や景気悪化を背景に、米利上げペースの減速を巡る思惑が高まりつつある。ただ、積極的な米利上げ観測も根強く残っている。ドル円は朝方に134.74近辺まで軟化したあとは、135.15近辺まで切り返した。前日NY市場でのレンジ内での振幅にとどまった。ユーロ円も137.23近辺まで軟化したが、前日からの高値圏は維持しており、下押しの動きは限定的。 豪ドル円は一時93.40付近まで下落。7月の豪雇用統計では市場予想に反して就業者数が減少した。ただ、豪ドル売りの反応は一時的で、東京午後に入ると下げ幅をほぼ消している。

 ロンドン市場は、ドル買いが一服。ロンドン序盤にはドル買いの動きが入ったが、次第にドルが売り戻されての揉み合いに落ち着いた。ドル円はロンドン朝方に135.43レベルまで上昇。米FOMC議事録後の下落をほぼ埋め戻している。その後は再び135円付近へと軟化。米10年債利回りは2.86%付近から2.91%付近まで上昇したあとは、2.86%付近と上下動。ユーロドルは序盤に1.0146レベルまで下落したあとは1.0180付近まで反発。ポンドドルは序盤に1.1995近辺まで一時下落。しかし、その後は買いが優勢となり1.2080近辺に高値を伸ばした。対ユーロでのポンド買いが入っており、ポンドは底堅く推移。対円では162.25近辺の安値から一時163円台乗せと堅調。一方、ユーロ円は137.16近辺まで下落した後の戻りは137.70近辺までにとどまった。7月ユーロ圏消費者物価指数・確報値は前年比+8.9%、前月比+0.1%と速報値から変わらず。6月ユーロ圏建設業生産高は前月比-1.3%と落ち込み、4か月連続のマイナスに。シュナーベルECB理事は、短期的にインフレがさらに加速する可能性排除せず、と警戒感を示した。トルコ中銀は予想外の利下げを発表。リラが急落している。利下げは昨年12月以来。

 NY市場では、ドル買いが優勢。序盤はドル売りが先行したが、フィラデルフィア連銀指数が予想外に強い内容となったことをきっかけにドル買いが強まった。前日のFOMC議事録は慎重な雰囲気も垣間見せていたが、基本的にFRBのタカ派姿勢に変化はない。FOMC委員は米経済が急降下していないことから、FRBはしばらく利上げを続けると見られている。それに伴ってドル高への期待も依然として高い状況。この日も複数のFOMC委員の発言が伝わっていたが、タカ派姿勢に変化はないようだ。タカ派の急先鋒として知られるブラード・セントルイス連銀総裁は9月の0.75%ポイントの利上げを支持する意向を固めていると伝わっていた。ドル円は134.60台まで売りが先行したが、その後は135円台を回復、135.80付近まで上昇した。ユーロドルは売りが加速。ロンドン市場で1.0190付近まで買われたあとは、NY勢の参加とともに売りに転換。1.01台へと急反落したあと、さらに1.0080付近まで下押しされた。ポンドドルは節目の1.20ドルを割り込んだ。その後はストップを巻き込んで1.1920台まで下落した。

(19日)
 東京市場では、ドル円が一段高となった。日本時間午前8時半に発表された本邦の全国消費者部下指数は生鮮除く前年比が+2.4%に上昇。4か月連続で日銀物価目標2%を上回った。しかし、ドル円の下げは135.72近辺までにとどまった。午前9時前後から騰勢を強めると136円台乗せから136.37近辺まで上昇。約3週間ぶりの円安・ドル高水準となった。米経済は悪化しつつも底堅さが見られるため、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降も積極的な金融引き締めが続くと想定されている。先週発表された7月の米消費者物価指数(CPI)は伸びが鈍化したものの、その後に発言する米金融当局は積極的な利上げを支持している。ただ、東京序盤以降のドル円の動意は限定的に。ドル円に連動し、ユーロ円は137.44付近、ポンド円は162.46付近、豪ドル円は94.29付近まで水準を切り上げた。ただ、対欧州通貨ではドル高圧力が強く、ユーロ円やポンド円の上値は重かった。

  ロンドン市場は、ドルが再び買われている。米金融当局による積極的な利上げ姿勢への思惑が根強いことが背景。今週の米FOMC議事録では、必要以上の金融引き締めとなるリスクが認識されていることが示され、一時ドル売りの反応が広がったが、それと前後する一連の米金融当局者発言では積極的な利上げ姿勢を緩める内容は見られず。市場は米債利回りの上昇とともに、再びドル買いに傾斜している。ドル円は136円台半ばを上抜けると騰勢を強めており、137円目前の水準へと買われている。ユーロドルは1.01台後半での揉み合いがしばらく続いたが、足元では下値を模索、1.0050台へと下落。パリティ水準が意識される動きに。ポンドドルはロンドン序盤から軟調な流れ。1.19台割れから1.1830付近へと下押しされている。米10年債利回りは2.90%付近から2.94%台まで上昇。米積極利上げへの思惑に、週末調整圧力も加わり、欧州株、米株先物は下落している。ドル相場主導の展開のなかで、クロス円は売買が交錯している。ドル円の上昇スピードがやや速く、おおむね円安の動きが優勢になっている。

 NY市場でドル円は買いが継続し、一時137円台を回復した。ドル買いが加速しており、ドル円を140円に向かって押し上げているようだ。上値では本邦輸出企業の売りオーダーも観測されているものの、ファンド勢や個人投資家の買いがそれを吸収している模様。

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