しかし、実際に停戦交渉に具体的進展は何もなく、いまのところは期待感の域を出ない。もし、交渉が不調に終わるようであれば、ユーロは特に売られ易いという。実際、米商品先物協会(CFTC)が発表しているIMM投機筋の建玉報告によると、紛争勃発後も投資家はユーロに投資を行っており、ポジションの買い越しはさほど減っていない。紛争がさらにエスカレートした場合、ユーロはさらに脆弱になる余地を十分に残しているという。
EUR/USD 1.0974 EUR/JPY 129.76 EUR/GBP 0.8397
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美