東京午前のドル円は、いったん131.83付近まで軟化したあと、132.74円付近まで上昇した。東京朝方のドル円は、植田日銀新総裁の就任会見を日本時間今夜に控えて、政策修正の思惑から円が買われ、一時131.83付近まで下落した。しかし、その後は、5・10日(ごとおび)絡みの国内輸入企業からとみられる買いや、日経平均の上昇を背景としたリスク選好の円売りの動きで上値を伸ばし、一時132.74付近まで上昇。先週末に発表された3月の米雇用統計後の高値を上回り、4日以来およそ1週間ぶりの高値水準で推移している。
ドル円に連動して、ユーロ円は144.68付近、ポンド円は164.77付近まで円安方向に振れている。
MINKABU PRESS