為替介入によってこれまで以上に145円超えに慎重になっていることが想定される中で、再び上値を試しに行くか注目される。
FRBのインフレ対策への決意が世界経済をリセッション(景気後退)に陥らせるという懸念がさらに強まっている。今週のFOMCが予想以上にタカ派的だったことで市場では、経済縮小のリスクを過小評価してきたとの警戒感が広まっている模様。これまではマイルドな景気後退を見込む声が多かったものの、次第にハードランディングのシナリオも無視できなくなってきているようだ。
USD/JPY 143.27 EUR/JPY 139.04
GBP/JPY 156.19 AUD/JPY 93.65
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美