このあと日本時間23時に4月のISM製造業景気指数が発表される。予想は57.6と前回から若干の上昇が見込まれている。前回は2020年以来の水準に低下し、活動鈍化を示した。新規受注と生産の指数がそれぞれ減速していた。高インフレで不透明感が強まる中、幾分の需要軟化が示されていた。
そのような中で今回はサプライチェーン問題の影響がどの程度影響するか注目される。中国のロックダウンとウクライナ情勢が引き続き米製造業のセンチメントを圧迫しているものと見込まれているようだ。
なお、同時刻に3月の米建設支出の発表も予定されている。
ISM製造業景気指数(4月)23:00
予想 57.6 前回 57.1
建設支出(3月)23:00
予想 0.8% 前回 0.5%(前月比)
USD/JPY 130.10 EUR/JPY 136.71
GBP/JPY 163.13 AUD/JPY 91.66
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美