【海外市場の注目ポイント】９月の独Ｉｆｏ景況感指数など

　日本時間午後５時に９月の独Ｉｆｏ景況感指数が発表される。大方の予想は８７．０となっており、前月の８８．５を下回り、４カ月続けて低下すると見込まれている。１３日に９月の独ＺＥＷ景況感指数が発表されており、予想を下回っていた。９月の独Ｉｆｏ景況感指数も同様の結果になれば、ユーロ圏内最大の経済国であるドイツの景気先行き警戒感からユーロが売られる可能性がある。
　
　また、このあとの海外市場では、世界の主要な中銀の関係者が相次いで発言することになっている。日本時間午後４時にデギンドス欧州中央銀行（ＥＣＢ）副総裁の講演とナーゲル独連銀総裁の講演、同午後４時半にパネッタＥＣＢ専務理事の講演、同午後５時にデコス・スペイン中銀総裁の講演、同午後１０時にラガルドＥＣＢ総裁の欧州議会公聴会出席、同午後１１時にコリンズ米ボストン連銀総裁の講演、同午後１１時半にセンテノ・ポルトガル中銀総裁のイベント開会挨拶、同２７日午前１時にボスティック米アトランタ地区連銀総裁の討論会参加とテンレイロ英金融政策委員会（ＭＰＣ）委員の講演、同２７日午前１時半にローガン米ダラス地区連銀総裁のイベント参加、同２７日午前２時半にデコス・スペイン中銀総裁の講演、同２７日午前３時３５分にオア・ニュージーランド中銀（ＲＢＮＺ）の討論会参加、同２７日午前５時にメスター米クリーブランド地区連銀総裁の討論会参加が予定されている。
　
MINKABU PRESS