ドルメキシコペソはロンドン朝の19.73前後から20.03前後まで上昇(ドル高ペソ安)。メキシコペソに限らず、中南米通貨全般に売りが目立つ展開となった。
ECB理事会での金融引き締め姿勢が従来を踏襲するもので、更なる引き締め強化が見られずに失望感からユーロ売りドル買いが出たことがきっかけ。商品市場の上昇一服感も資源国が多い中南米通貨に重石となった。
対円でもペソは軟調地合い。13日の126円台は円安主導となっていたため。ペソ円も6円39銭前後を付ける大幅高となったが、昨日は円安の調整から値を落とした後、ドル円などでは買い戻しが一気に強まったが、ドル高主導となっていた分、クロス円への影響は限定的に。ドルペソでのペソ売りの勢いが緒いこともあり、午後に6円29銭前後の安値を付ける動きを見せた。その後はドル円の買い戻しもあり6円31銭台まで回復。
MXNJPY 6.316
MINKABU PRESS 山岡和雅