昨日の中南米市場はドル買い中南米通貨売りの動きが目立った。米債利回りが再び上昇を見せる中で、ドル全面高の動きに反応。米10年債利回りはNY市場で一時3.1%台に乗せており、ドル高を誘った。夕方にかけては米債利回りの上昇が一服、10年債利回りが3.02%台に落ち着く中で、ドル円が130円台半ばから130円割れを付けるように、ドル全般に調整売りが強まり、対中南米通貨でもドル売りに。
ドルペソはFOMCを受けて20.24前後からいったん20.30台まで上昇後、20.00に迫る動きを見せた。その後のもみ合いを経て、昨日のドル買いに20.30超えを付けるなど、FOMC後の下げ分を解消する動き。NY夕方からは売りが入り20.22前後まで。
ドル円が130円台半ばを付ける中でペソ絵は6円49銭前後まで上昇。その後はドルペソではペソ買いも、ドル円の下げがきつく6円41銭前後まで。少し買い戻しが入って6円44銭前後での推移。
MXNJPY 6.439