日本時間午後４時半に１０月の独購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値、同午後５時に１０月のユーロ圏ＰＭＩ速報値が発表される。１０月の独ＰＭＩ速報値は、製造業の大方の予想が４７．０、サービス業の大方の予想が４４．９となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の４７．８、４５．０から低下するとみられ、１０月のユーロ圏ＰＭＩ速報値は、製造業の大方の予想が４７．９、サービス業の大方の予想が４８．２となっており、製造業、サービス業とも、それぞれが前月の４８．４、４８．８から低下すると見込まれている。１８日に１０月の独ＺＥＷ景況感指数が発表されており、大方の予想を上回っていた。１０月の独ＰＭＩ速報値や１０月のユーロ圏ＰＭＩ速報値も同様の結果になれば、欧州の景気の先行き不安が後退し、ユーロが買われる可能性がある。　MINKABU PRESS

150.54　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間）149.83　エンベロープ1%上限（10日間）148.90　現値148.76　一目均衡表・転換線148.35　10日移動平均146.86　エンベロープ1%下限（10日間）146.47　21日移動平均146.16　一目均衡表・基準線142.39　ボリンジャーバンド　2σ下限（21日間）141.01　一目均衡表・雲（上限）139.15　100日移動平均137.70　一目均衡表・雲（下限）130.53　200日移動平均先週末に152円に近いところまで上昇したドル円、少し戻したあと148円台後半推移。150円台に控えるボリンジャーバンド2シグマが目先ポイント。

　東京午前のドル円は１３０．１７円付近まで円買い・ドル売りが優勢となり、一時２月１０日以来の安値を更新。５月の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）における利上げ停止が意識されている。金融システム不安が根強く、次の懸念先探しが止まらないなかで、ドイツ銀行の債務不履行に対する保証料のクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）が上昇していることもドル円の圧迫要因。　　ユーロ円は１４０．９０円付近、ポンド円は１５９．７６円付近、豪ドル円は８６．７２円付近まで軟化。MINKABU PRESS

ドル円149円台回復、一時145.50円台まで急落　市場では覆面介入実施との憶測広まるドル円は一時149.70円付近から145.50円台まで4円近く急落した。市場では日本政府による覆面介入実施との憶測が広がっているほか、投機筋の仕掛けとの声も聞かれる。仲値にかけドル円は上昇し、一時149円台を回復した。その後は148.80円付近で揉み合っている。鈴木財務相と神田財務官は、24時間365日為替の動きを監視していると発言。鈴木財務相が投機による過度な変動は容認できないと発言したのち、ドル円が急落したため日本政府が再介入した可能性があるとの声が聞かれる。

ドル円理論価格　1ドル＝130.97円（前日比-0.45円）割高ゾーン：131.94より上現値：130.84割安ゾーン：130.00より下過去5営業日の理論価格2023/03/23　131.432023/03/22　133.442023/03/21　132.642023/03/20　131.742023/03/17　133.28（注）ドル円理論価格とは？Klugチームが独自に開発したシグナルです。金利差、リスク許容度など様々な要素を勘案し、コンピュータで自動的に計算しています。理論価格を上回れば割高、下回れば割安と判断します。行き過ぎた相場は振り子のように修正されるため、押し目買い、戻り売りのメドを探す上で参考になります。

【新興国通貨】中国GDPは強めに=中国人民元　発表が遅れていた中国の一連の指標が今朝発表された。中国共産党大会が先週末に終了し、その後を受けた形と見られている。注目された第3四半期GDPは予想を上回る前年比3.9%の好結果も、オフショア人民元の発表後の反応は限定的。先週末7.22台を付けていたドルオフショア人民元は、週明け7.27台を一時付け、7.26台半ば前後で発表を迎え、その前後でのもみ合いに。オンショア人民元も落ち着いたスタート。USDCNH　7.2630　USDCNY　7.2436