日本時間午後１１時に１０月の米消費者信頼感指数が発表される。大方の予想は１０６となっており、前月の１０８．０を下回り、３カ月ぶりに低下するとみられている。１４日に１０月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が発表されており、予想を上回っていた。１０月の米消費者信頼感指数も同様の結果になれば、ドルが買われる可能性がある。　　また、日本時間午後５時には１０月の独Ｉｆｏ景況感指数も発表される。大方の予想は８３．５となっており、前月の８４．３を下回り、２カ月続けて低下すると見込まれている。　MINKABU PRESS

テクニカルポイント　豪ドル/ドル、下降トレンドから保ち合いに移行0.6944　一目均衡表・雲（上限）0.6894　一目均衡表・雲（下限）0.6798　100日移動平均0.6780　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間）0.6754　200日移動平均0.6746　エンベロープ1%上限（10日間）0.6715　一目均衡表・基準線0.6692　一目均衡表・転換線0.6679　10日移動平均0.6674　現値0.6671　21日移動平均0.6612　エンベロープ1%下限（10日間）0.6562　ボリンジャーバンド　2σ下限（21日間）　豪ドル/ドルは２月以降に続いた下降トレンドが終了し、保ち合い相場に移行している。ＲＳＩ（１４日）は、４５．７と売買の偏りは弱い。上値は２００日線０．６７５４レベルがポイント。下値は心理的水準の０．６６００がポイントとなっている。

【新興国通貨】対ドル基準値設定なども影響、元安一気に強まる=中国人民元　ドル人民元は一気に元安が進み、朝の動き一時7.3030を付ける動きを見せた。直ぐに調整が入るも7.29台と昨日海外市場終値の7.26台から一気に元安に。オフショア人民元は7.36台までドル高元安が進む場面が見られた。　中国人民銀行は対ドル基準値を一気に400ポイント以上元安に設定し、2008年以来の元安水準としたが、それでも実勢とは1000ポイント以上元高に。　中国共産党大会を受けて中国株安元安の流れが一気に強まっている。中国株はマイナス圏で始まる展開。昨日6%以上下げた香港ハンセン指数は朝一さすがに調整の動きも、その後すぐにマイナス圏に値を落とし、下げ幅は1%を超えてきている。　テック関連を中心に今後の中国政府の方針への警戒感が広がる展開が見られ、元売りの流れに。MINKABU PRESS 山岡和雅

　USD/JPY　EUR/USD　EUR/JPY　GBP/USD 1WK　16.81　12.60　16.84　16.16 1MO　14.57　12.00　14.30　15.40 3MO　13.41　11.29　13.66　14.08 6MO　12.81　11.02　13.47　13.76 9MO　12.49　10.85　13.40　13.57 1YR　12.27　10.75　13.30　13.48 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　GBP/JPY　AUD/USD　USD/CHF 1WK　18.49　17.55　11.39 1MO　16.56　16.52　11.00 3MO　15.58　15.24　10.34 6MO　15.35　14.86　10.15 9MO　15.25　14.65　10.02 1YR　15.23　14.52　9.96 東京時間10:26現在　参考値 ドル円の短期ボラは依然高め。1週間物は介入と思しき動きのあった昨日の20%超えからは下がるも、かなり高いところでの推移に。

通貨オプション　リスクリバーサル　ドル円　　1.33-1.65　　円コールオーバーユーロ円　　1.76-2.19　　円コールオーバーポンド円　　1.85-2.48　　円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25％デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。

　東京午前のドル円は１４８円後半を中心にこう着気味。前日の荒れ相場とは打って変わって模様眺めムードが強い。政府・日銀の執拗な円買い・ドル売り介入が相場の変動を無用に高めることもなく、積極的な売買は手控えられている。今週後半には欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会や主要国の７－９月期の国内総生産（ＧＤＰ）・速報値など重要なイベントを控えている。来週は米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、再来週には米中間選挙が控えている。　　ユーロ円は１４７．４２円付近、ポンド円は１６８．７０円付近、豪ドル円は９４．４４円付近まで水準を切り上げる場面はあったが、ドル円と同様に動意は目立たず。MINKABU PRESS